お気に入り

おすすめ

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 『交響詩篇エウレカセブン』#15 | トップページ | 『絶対少年』#11 »

2005.07.25

『禁涙境事件』(上遠野浩平・著)感想

「この世には、どうしても許せないものというのがある---とは思いませんか」

この作品では、EDの過去が少し明かされて仮面の謎が解けました。

エルウィンド・リーチという戦場魔導師が“禁涙境”という魔法が使えない街を創った。不可解な方法で殺されたリーチ。その後三十年の間に、この街で起こった三つの奇怪な殺人事件。そして、最近禁涙境を破壊した怪人“残酷号”。
仮面の戦地調停士EDは、破壊された後の禁涙境を訪れ、奇怪な事件について住民たちから話を聞く。リーチ殺害を含めこれらの事件の犯人を突き止め捕らえる。

三つの事件がそれぞれ語られますが、その中には若かりし日のニーガスアンガー師が出てきたり、また別の話では、少年時代のEDとヒースロゥが登場します。

EDの仮面の謎。禁涙境の刺青屋で、左目の辺りに“オピオンの子供たち”であることの紋章を入れたということでした。
迫害され歴史から抹殺され、今では縁起が悪いと疎んじられているオピオンの印を自ら目立つところに入れ、普段は仮面をつけ隠すというのは、どういうことなのだろうか。自分に対しての覚悟のようなものなのか。ヒースは、本気なのかと止めようとはするが、EDの決意を理解している風です。
少年時代の活躍を見ても、この二人はこの頃からあまり変わってませんね。ヒースロゥはもう剣の達人だし、EDはもう崩れた感じだし。

怪人“残酷号”の話が面白かった!
何でも屋ロザン&“死人兵”ネーティスのコンビに、怪人“残酷号”(笑)こと改造人間(?)サトル・カルツ。この3人、気に入ってしまいました。
“残酷号”って、ちょっと笑ってしまいそうなすごいネーミングなんですが、何とも言えずこの作品世界にマッチしていて絶妙だと思います。
残酷号は危機を察知してそれを潰し、人を助ける(?)のが使命なのか。ロザン曰く、「助け過ぎ野郎」ということですが。
禁涙境にやって来たのも、この地に封印されていた古代の怪物が動き出したのを倒すためでした。この世のものとは思えない異形に変身して怪物を倒し、その後すぐ別の危機を察知して文字通り飛んで行ってしまう。それを「しょうがねえな」と走って追いかけるロザンたちの姿も面白い。
この3人はこれからも出てくるのでしょうね。楽しみです。

全ての事件の犯人だった男に、愚かさゆえに許さないと言うED。
EDの許せないことというのは何だったのか。いまひとつ理解できませんでした。
最後の助けにやってきたヒースとの会話も謎めいていたし。
まだまだEDは謎の人物です。

« 『交響詩篇エウレカセブン』#15 | トップページ | 『絶対少年』#11 »

コメント

のんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

“事件”シリーズは、異世界ファンタジー設定のミステリというのが面白くてお気に入りなのです。

のんさんもトリブラお好きでしたか^^
アニメは原作好きにはちょっと辛いところもあったり・・・というところです^^;

小説の感想はなかなか書けていないのですが、また遊びにきてくださいませ。

おくいさん、始めまして♪
T.Bありがとうございました。
>EDの許せないことというのは何だったのか。いまひとつ理解できませんでした。
私も同感です^^;
なんか狐につままれた感がありました。

トリブラ私も好きだったんですけど、もう続きが読めないと思うと残念ですね~
また遊びくるのでよろしくおねがいします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101919/5144292

この記事へのトラックバック一覧です: 『禁涙境事件』(上遠野浩平・著)感想:

« 『交響詩篇エウレカセブン』#15 | トップページ | 『絶対少年』#11 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

amazon